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pblog

pplog.net を作っている @ppworks こと越川直人(Koshikawa Naoto)のブログ。esa LLCで働いてます(\\( ⁰⊖⁰)/)

esaの導入時は文化の醸成を意識する

どこかの現場へesaを導入する時に想いを気軽に発信する文化の醸成を目指して考えたり工夫したことをまとめてみる。

想いを発信する文化の醸成

情報共有ツールの有効活用には、想いを気軽に発信する文化が必要という前提で書きなぐってみる。

Mission Vision Valueの関係図 - pblog

※ただし、企業のValueに一致している文化を醸成するべきではある。「想いを気軽に発信する文化」が企業のValueに一致しているかは大事です。

ポエム駆動情報共有

情報共有ツールを導入していても、イマイチ活用しきれていない状況。

そんな時は、まずは自らポエムを投入することで、想いの共有をはじめよう。何かを変えたいと思ったら、まず自分から、の精神が大事。

人は想いに惹き寄せられて、想いの連鎖が始まる。

  • どうすれば自分にもポエムが書けるのか
  • ポエムを書きたい

そんな声が聞えるようになったら良い兆候。出来れば、勝手にポエム人がドンドン増えていくとより良い。

日報でコミュニケーション

日報を共有するのも気軽で良い。help/投稿テンプレート - docs.esa.io機能を用いることで、「日報か、しかし一体何を書けばいいのだ」「仕事増えるのはちょっと、、、」みたいな声に対して「大した労力はないんだよ」というのを実感させることが可能となる。埋めるだけでいいのだ。

なんなら、今日あったこと、今日の気持ち、今日のポエムでいい。報告である必要なんて無い。日記でもいいよ。今日何を感じ何を考え何をして明日何がしたいんだ。明日、君はどう変わるんだ。今日と何が違うんだ。今日は昨日と何が違ったんだ。

え、暑苦しい。そんなじゃなくてもいい。とりあえず今の業務で

  • 誰かに褒めてほしいこと
  • 誰かに聞いてほしいこと

そういうのを書けばいい。esaなら、そこにコメントが付く、リアクションがある。リアクションからコミュニケーションが生まれるチャンスが有る。

議事録で情報共有

ミーティングポリシーなるものを作ってもいい。いやむしろ作るべき。ミーティングはダラダラやっても意味がない。

  • ミーティングの意図が分かる。
  • ミーティングのゴールが分かる。

そんなアジェンダを用意して、ミーティング前に参加者へ通知しよう。話したいことは、リストのチェックボックス記法を用いて、予めリストを用意しておく。

ミーティング時には、アジェンダを開きながら、チェックボックスを埋めて、進行していく。議事録も合意した内容もその場で書く。

ミーティング前のアジェンダ共有から合意形成、議事録による記録の作成。一連の流れをesaでしよう。

予めリストを用意するテクニックは日報でも応用できる。日報を朝書くのだ。朝、今日やることを洗い出す。作業完了の度にチェックボックをチェックしていく。帰る時にShip Itするだけだ。

自己紹介

自分自身の情報を共有しよう。チームメンバーの得意なこと、好きなことを把握して、

  • 仕事を円滑にすすめるヒントを得る。
  • 趣味などからアイスブレイクのヒントを得る。
  • 入社時の想いを書くことで、自身がそのチームに居る理由に立ち返る事が出来るようにしておく。

随時更新して、自分が何をするためにそのチームにいるのかを立ち返るキッカケとする。この自己紹介を1 on 1で活用しよう。何のためココにいるのか、常に立ち位置を確認する。

セクショナリズムの回避

セクショナリズムを回避することが大事。自分さえ良ければいい、自分のチームさえ良ければいい、自分の会社さえ良ければいい。どれもセクショナリズムだ。

  • 情報は「見たい時にそこにある」ことが大事
  • 「ある」ことが見えないのはダメ
  • 「あることが分かるのに見えない」のもダメ

esaコンセプトの段階でこれを担保している。

チャットのDMやprivate channelはこのようなセクショナリズムを助長し、暗黙知を広げるので、よろしくない。

普段見るべきものと、見える場所にあるという安心感が必要。見たいときに隠されてて存在が分からないとがだめで、興味の対象となったときにそこにいることが大事なのだ。

赤塚さんsaid

今までは効率化のために、部署にわけて、部長とかが部を代表した意見を社長に言ったりしてたんだけど、esaを使って、社長も効率よく平社員の良い意見を直接拾うことができるということになると、わりとフラットな感じに近づける

知見の共有

待て待て、想いとか邪魔なんですけど、情報だ、情報をくれ!という意見はありそう。

そりゃそう。

カテゴリ作成に厳格なルールを定めない

自発的な情報共有を行うシーンにおいて、あらゆる障害は取り除くべき。「書こう」という想いを阻害してはならない。強いチームは、「書く気持ちを阻害する一切のモノ」を捨てる(ゴロが悪い)。共有する情報とは、どんな情報があるだろう。

  • 知識
  • 方針
  • 記録
  • 報告
  • 想い

なぜ情報を共有するのだろう。情報の共有はチームの意思決定、チームの相互理解に必要。

  • アウトプットされた知識は正しい意思決定に必要なもの。
  • アウトプットされた想いは正しい相互理解に必要なもの。

知識の共有で、チームの生産性が高まる。チームの生産性が高まることで、質の高い意思決定が可能となる。想いの共有で、人のバックグラウンドを知る。バックグラウンドを知ることで人の意思決定の背後にあることを知る。カテゴリは、情報へアクセスための道標。カテゴリは情報を育てた後に整理すればいい。まずは、「どこ(のカテゴリ)に書こう」ではなく「何を書こう」に集中して欲しい。

情報は、生み出す。そして、育てる。

だから、esaのカテゴリ作成に厳格なルールを定めないという方針も大事かと思う。

とりあえず情報を生み出すヒント

実は、esaには、タイトルを未入力にするとUsers/:screen_nameといったカテゴリに、Untitledという名前で投稿する機能がある。

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これを活用すると、とりあえず情報を生み出しつつ、トップカテゴリを荒らさず、自分用カテゴリに記事を格納できる。または、/メモ/個人/:screen_name/といったカテゴリに、とりあえず書く、という文化の現場もある。

大事なのは、情報は、生み出す。そして、育てる。という精神。

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あとで落ち着いて、カテゴリ移動すればいいし、その情報を見つけた人が、カテゴリを移動してあげてもいい。情報はチームの資産。書いた人以外のチームのメンバーが整理してあげてもよいのだ。

まとめ

情報共有といえば、知見を共有していかないといけない。その為に「想いを気軽に発信する文化の醸成」により、気軽な発信の土壌ができているといいと思っている。もし、行動出来る土壌があるのにしないのは望んでいないから。足りないものがあれば仕組みを変える努力をしよう。そんな話でした。