push通知を切り、情報は自分のタイミングでpullしよう

作業の効率化のためには集中できる時間を増やすことが重要です。push通知に即座に反応せず、自信の集中力をコントロールしています。

push通知に即座に反応しない

基本、デスクトップ通知機能は切っておきます。iPhoneも基本サウンドはoffなのでブルっとなることはないです。pushされた情報もサウンドがならない邪魔になりません。

push通知は即座に反応せず溜めておいて、自身のタイミングでpullすることでマルチタスクが可能となると考えています。

そういう意味では、 push通知を即座に反応しないでよい状態にする ということです。

自身のタイミングで情報を pull する

私が作業中に開いているアプリケーションは少ないです、ブラウザ、iterm、togglぐらいです。徹底しているのはブラウザのタブもアプリケーションも今必要な物以外は開かないということ。ここでいう今必要なものとは、みずから定期的に情報をpullする対象となるものです。

アプリケーションと何に使っているかは以下の通り

特に、情報をpullするという点においては、ブラウザ上でチャットワーク、slack、Gmailを見に行くだけ。要するにタダ単にgoogle chrome上でタブ移動しているだけです。

心がけているのは、

  • 自分のタイミングで
  • 自ら情報を見に行く

こと。 自分のタイミング ってのが大事で、push通知だとどうしても相手の都合になってしまうんですよね。電話と同じ。自分のタイミングで情報を得ることで自身の集中力への影響を最小限にしたいのです。

集中しながらマルチタスク(ぽいなにか)

togglを使う理由って、作業記録ってのが一般的だと思うんですが、ちょっと違う使い方をしています。結論から言うとポモドーロテクニック的に使っています。ポモドーロテクニックってのは作業時間を予め決めた時間に細かく分けて仕事をするテクニックです。

短期間に分けたタスクないでは割り込みを許容ないので集中した仕事が可能という噂です。

私は、このポモドーロテクニックにポモドーロタイマーではなく、なぜかtogglを使います。

  • 作業開始時にtogglを開始する
  • そのとき 今から何をするか を表明する意味で作業内容を選択する
  • あとは常に経過時間という 情報をpullし続けます

普通、ポモドーロテクニックにおける予め決めた時間を区切るのってタイマーを使うんですが、ポモドーロテクニックなのにタイマーを使わない!これがポイントです。タイマーはpush通知です、ポモドーロテクニックは強制的に決まった時間で作業を中断させます。そういった強制タスク切り替えを他人に任せないのがマルチタスク化のポイントだと思っています。

自分のタイミングで細かく情報をpullし続けることを癖にしています。なので、macの時計は本当によく見まくります。そうすると自然と自分が集中する時間も把握出来るようになります。体内時計的な何かの訓練にもなりそうです。

私の中では1ポモドーロが40分で、だいたい集中力切れたなと思ったら、それくらいの時間が経っています。

さらに、ポモドーロなのにメインタスクは期間を決めて進めるんですが、 割り込みを許容 してしまうというもはやポモドーロとはなんだったんだという運用をしております。

ポモドーロテクニックはあくまでも、メインタスクの時間制限を設けるという意味で使います。

  • ポモドーロをメインタスクの宣言と開始表明に使う
  • 自身のタイミングで定期的に情報をpullする

大事なのは自身の集中力の続く時間を把握することです。20分、25分、30分、40分、60分など、色々試してみましょう。

ジェスチャーを使う

ところで、ブラウザを使うときに、一点工夫しているのが、Better Touch Toolで、 Rotateジェスチャーをタブ切り替え に割り当てていることです。

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普通、rotateって、こういうふうに親指と人差指を使うらしいんですが、

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何故か私は、人差し指と中指を逆方向に動かすことでrotateジェスチャーを発動させています。

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多分、こういうのって普通はAfredとかランチャー使ったりするんでしょうけどなんせブラウザのタブ切り替えたいだけなので、ジェスチャーが楽なんですよねえ。

なので作業中に情報をpullするときにchromに切り替えてトラックパッド上で指だけを人差し指と中指をフニフニ動かすだけで良いので気に入っております。

ついでに言うと、 3本指で上にスワイプで新規タブ3本指で下にスワイプでタブ閉じ です。

このジェスチャーを使って、メインタスク中も、何らかの待ち(テストを回している時が大半)が発生したらchromeに切り替えて即ジェスチャーで情報のpullをし始めます。

pullによるマルチタスクで便利なこと

  • push通知と比べて、自らコントロールしている感が出る(全能感)
  • ポモドーロでメインタスクに集中しておきながらも、何でも常に反応するみたいな、この人いつコード書いているんだ感が出せる
  • マルチタスクしつつも、ベースとしては、メインタスクはポモドーロをしているのでメインタスクは着々と進む

最後のがポイントです。メインを決めないでマルチタスクだとどうも収拾がつかなくなってしまうのですが、メインという軸を大きな時間(とはいえ40分)で区切って更に数分単位でメイン以外の細かいタスクを自ら情報をpullして打ち返す感じです。

更に工夫してみて、メインタスクの切り替えタイミングで溜まったpush通知をpullしにいくのも良いかも知れません。

MAKE IT SIMPLEに、今すぐ消化できるタスクは、瞬殺せよというお話が出てくるのですが、私はマルチタスクの中で瞬殺しまくります。

1秒もムダにしない人の 超シンプル仕事術 (アスカビジネス)

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ちょっとかかりそうだな、というタスクはTODOに入れておけばいいんです。そんでそれを次だかそれより後だかのポモドーロで分割されたメインタスク内で行います。

人間、本当の同時のマルチタスクなんて出来るわけないので、とにかく小さく分けることでタスクを順番に解決していく、それが人間の出来るマルチタスクなのかなーと思っております。

push通知以外にやってくるもの

人との相談ごとは基本ウェルカム状態にしておくのが良いと思っています。相談事は割りと自らコントロール出来ないpush通知と言えるのですが、チーム開発におけるコミュニケーションは何よりも大切なタスクだと思っています。そうした状況では快く相談事という割り込みタスクには応じることが大切だと思います。

効率を追い求めすぎて、チーム内のコミュニケーションがおろそかになっては元も子もないと考えます。自身の集中力が続く最適な時間配分や、そうしたコミュニケーションのバランス感覚を養うことが本来の作業効率化だと考えています。