割りと大きな会社に2003年の新卒で入った。研修はとても充実していて、本配属される前に3ヶ月間、広尾のNTTか何かの研修センターに通って研修を受けていた。その研修の昼休み、マクドナルドに入ろうとしたらL'Arc~en~Cielのkenがシェイク飲みながら出てきたのがハイライト(私はラルクの大ファンです)
こんなことをやってた(レジュメに書いてあったやつからコピペ)
- 導入としてレゴを使った仕様把握設計体験
- VB.NETを用いたアプリケーション開発の基礎
- Oracleを用いたデータベースの構築の基礎
- RedHatLinux OSを用いたLinuxインストール方法と基本操作。
- DNSサーバ、Webサーバの構築方法。
- TCP/IPの基礎から、Ciscoルータを用いたネットワーク構築方法。
- 総合演習として,前述の知識を生かしたシステム構築
導入としてレゴを使った仕様把握設計体験
完成形のレゴを外から見て、その仕様を把握し設計する。
設計から実装まで。パーツを組み合わせて、議論しながらみなでレゴを正確に組み立てる。
完成イメージから忠実に設計し、実装するまでの工程をレゴの組み立てという一件遊びのような題材で学ぶことが出来、楽しい研修であった。
VB.NETを用いたアプリケーション開発の基礎
ナニカ、業務アプリケーションを開発。余り覚えてないけどVB.NETって、まあまあ面白かった。
Oracleを用いたデータベースの構築の基礎
前述のアプリケーションから接続するためのDB設計と構築。DB設計で第三正規形まで叩きこまれた。その辺は大学時代勉強してこなかったことなので未だに役に立ってる。
RedHatLinux OSを用いたLinuxインストール方法と基本操作
(当時はCD-ROMから)インストールして、コマンドでゴニョゴニョするあたりをやった。大学時代Linux OSを要らないPCに入れたりしてたけど、だいたい同じようなこと。
DNSサーバ、Webサーバの構築方法
プライマリ、セカンダリを隣の席の人のサーバーと連携して構築。隣の席に名前解決するの、なかなかよい体験であった。
TCP/IPの基礎から、Ciscoルータを用いたネットワーク構築方法
OSI参照モデルってやつ。アプセトネデブ。Ciscoルータのコマンドとかお覚えたけど忘れた。TCP/IPは大学時代なぜかやたらハマってて勉強してたので割と得意だった。インフラやネットワークの仕事に就きたかったぐらいである。
総合演習として,前述の知識を生かしたシステム構築
なぜかLANケーブル作るところから始まった。ストレートケーブルとクロスケーブルの違いがどうのとか。
このシステム構築の時、完成した後の最後の日かナニカに「今日システムトラブルが起きました。現在の状況を今まで研修で学んだ知識を活かして復旧させて下さい」という課題が出た。
この時学んだのは、ネットワークトラブルはアプセトネデブのブからチェックする!ということ。
物理層のLANケーブルがルーターから抜けており、それを指しても復旧する気配がない。なぜならLANケーブルがクロスケーブルに変わっていたり、ルーターの設定が壊れていたり、とにかく物理層から直していかないと正解にたどり着かないという内容だった。実際にそんなことが起きるかどうかは別として、そういった物理層から疑うという癖はこの時ついた。
で
今思うと、ものすごい充実した研修だったし、割と今でも当時の学びは活きているかもとか思った。新卒研修、割と良い思い出である。
新卒研修後の配属先発表で、Webアプリケーションエンジニアとなる夢は絶たれた。サーバーやネットワークの運用・保守をやる部署に配属されたのだ。社会人ってそんなにうまく行かないんだなってことを痛感した出来事であった。